捻挫

各関節の正常な可動域を超えて関節が曲がってしまうことで、血管や靭帯、軟骨等をいためてしまうケガのことをいいます。

一般的に、怪我をした直後に関節に腫れや痛みが発生します。また数日経ってから内出血のあとが出てくることもあります。

足関節での捻挫が多いですが、膝や手関節、指等の関節も捻挫をすることがあります。

また多くの場合は1・2ヶ月すると症状が落ち着いて、ほぼ痛みなく日常生活が送れるようになりますが、適切な処置をせずにスポーツ活動に復帰すると、痛みの再発や関節の不安定間を感じることがあります。

捻挫は軽度のものから重症のものまで様々です。軽度のものでもしっかり対処をしないと、関節の動きが悪くなり他の部位に違う痛みが発生することもあります。

当院では基本的に捻挫をしてしまった直後は、スポーツ活動を中断し冷やすことをおすすめしています。

痛めた関節を冷やすことで、関節が腫れるのを防ぎ、痛みを和らげることができます。

その後、なるべく早く当院へお越しください。

捻挫をして直後〜数日以内の場合は基本的には鍼治療を行います。

鍼治療をすることで、痛めた場所が腫れることを防ぎ、炎症が広がらないようにしていきます。

その後、症状に合わせてアイシングや圧迫等の適切な処置を行います。

炎症の時期が終了した後にも鍼治療を行い、腫れを引かせ関節を動かせるようにしていきます。

また徐々に関節を動かしていき左右同じぐらいに動かせるようにしていきます。その後、各関節の筋力トレーニングを行い、不安定になっている関節の安定感を高めていき、スポーツ復帰に近づけていきます。